CanêCanê WARABI Vol.4

5か月ぶりのCanêCanêです。

Canêは親愛の情を込めて誰かに呼びかけるクルド語。日本における、弦楽器サズの第一人者Fuji、クルド伝承音楽を歌い継ぐ上田、蕨市在住でユーラシアンオペラを展開する作曲家の河崎の三人が集まり、演奏曲やアナトリア、トルコやクルディスタンについて、たぶんゆるゆると、それぞれの視点で語り合いながら、演奏します。

ゲストミュージシャンとしてクルド人音楽家のRenas Yunusも登場します。お楽しみに!

日時:8月22日(水)19:00~20:30
場所:Antenna Books & Cafe ココシバ
   (川口市芝5-5-13 芝銀座通り商店街内 蕨駅東口下車5分)
費用:1,000円+1オーダー

出演者プロフィール
■FUJI(藤井良行)
1980年代からインドー中東各地を旅し、トルコで吟遊詩人アーシュクに出会ってサズ奏者を志す。1993年イスタンブルでサズ奏者のイルファンオラル、アドナンヴァルヴェレン、ジャフェルユルデュズの各氏に師事し演奏法の基礎から学び、帰国後自身の旅の体験をもとに、トルコの歴史・文化や生活習慣などを紹介しながら、ハルク(民謡)、アラベスク(演歌)、アレウィー音楽(宗教的マイノリティー)、ロマ音楽など多様な音楽や歌を発信している。
1995年イスタンブルのローカルテレビのニュース番組に出演。1999年トルコ地震チャリティーコンサート のために来日したサズ奏者エンギン=シャファク=ギュルレル氏の指導を受ける。2007年7月毎日新聞多摩版でライブ活動が紹介される。2006年より2年間放送大学世田谷学習センターの非常勤講師。2007年5月24日の読売新聞(都内版)連載東京ストーリーでその半生が紹介され、一部で話題となる。2010年6月、NHK衛星第1放送の「アジアクロスロード」に出演。ソロ、ベリーダンス伴奏を中心に、年間100本近いライブ活動を展開。2014年、11年ぶりに訪れたトルコで、アンカラのギョクハンカラジャ氏にアラベスク(トルコのアラブ風演歌)の指導を受け新たな境地に挑む。2014年、初のソロアルバム『自由への戯れ』を発表。

上田惠利加(ウエダエリカ)
2019年、東京外国語大学オープンアカデミークルド語講座修了。在日クルド人の友人からサズを譲り受けたことがきっかけで、サズを学びはじめる。2021年から現在に至るまでFUJI氏に師事。ピアノやサズでクルド音楽の弾き語りを行う他、クルド文学作品の翻訳に取り組んでいる。2022年『世界の公用語事典』(丸善出版)クルド語パート執筆協力。クルド語で発信するYouTubeチャンネル「Japan bi Kurdi」運営。クルド系メディアRudaw、Kurdistan24、Medya Hebar、Kurdsatなどに出演。2023年2月クルド人音楽家Serdar Canan氏のコンサートを主催、共演。2月6日のトルコ・シリア大地震を受け、2月18日緊急チャリティーライブを開催。

河崎純
主に舞台作品の音楽監督、構成、委嘱作品の作曲。2022年著書「ユーラシアの歌」(ぶなのもり)、韓国、ロシアの歌手を擁する二作の作曲作品CD「HOMELANDS」「STRANGELANDS」を発表。主催する音楽詩劇研究所では、ユーラシアンオペラの第三作目となる「A Night The Sky was Full of Crazy Stars」を作曲、演出。
演劇・ダンス・音楽劇、実験的なパフォーマンスを中心にこれまで100作以上の舞台作品の音楽監督、作曲、演奏を手掛ける。歌、声の表現、朗読、演劇、コンテンポラリーダンス、伝統芸能の要素を用いた詩劇、音楽劇スタイルの舞台作品の作、構成、演出。

【今回からレギュラーメンバー】
Renas Yunus(レナス・ユヌス)
トルコ・ヴァン県出身。10歳でサズを始め、音楽を学ぶ。トルコの音楽レーベル「Aydın Müzik」からこれまでに9曲リリース。 

中山莉瑠「ダイヤ探し」展

ココシバ壁ギャラリー第5弾は、中山莉瑠さんの「ダイヤ探し」展

なつかしい場所、なつかしい思い出、なつかしい人…なつかしいものはいつまでも同じかたちを保つわけではない。全て少しずつでも変化している。変化した後に、私たちは前の姿を完璧に思い出せるのだろうか、ましてや変化したことに気づくことさえできるのだろうか。なつかしいものには、私たちが生きた記憶が存在する。私たちは変化に順応しながらも、前の姿を記憶していることで、今の記憶を語ることができる。そのために、私たちが生きた記憶を語る。

2023年5月23日㈫〜28日㈰ 
11:00〜20:00
Antenna Books & Cafe ココシバ
〒333-0866 埼玉県川口市芝5-5-13
京浜東北線JR蕨駅東口下車徒歩6分
芝銀座通り商店街内
入場無料
お席をご利用の場合は、人数分のオーダーお願いいたします。

中山莉瑠プロフィール
2000年福島県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程に在籍。主にインスタレーションを制作している。最近では、参加型アートを通して、他者と作品をつくりあげていくことを模索している。

辻ちゃんの街の保健室@cocoshiba

5月20日㈯ 蕨市を中心に活動しているコミュニティーナース辻由美子さんが、ココシバにやってきます。
病院に行くほどでは、ないけど、ちょっと聞いてみたい事ってありますよね。そういうときは、辻ちゃんに聞いてみよう!
血圧、体脂肪率を測っておしゃべりの中で問題をみつけ改善策を見つけます。

参加費500円(ナオさん特製キンカンシロップ付き)

2023年5月20日㈯ 14:00〜20:00まで

お待ちしております。

#ココシバ #コミュニティーナース #街の保健室 #辻ちゃん #辻由美子

「いもの国風土記」の眺め

ココシバ壁ギャラリー展示第4弾は、スペースとプランの窓のイラストを描いてくださったイラストレーターの井上文香さんの展覧会『「いもの国風土記」の眺め』です。
2023年5月2日㈫〜14日㈰まで
展示のみのご観覧は無料ですが、テーブル利用の場合は、ご注文お願いいたします。

5月6日㈯に、井上文香さんによるライブペインティング、宇田氏講演会といもの国風土記・火の刻の上映をいたします。(6日のイベントは1,000円+1ドリンク)。ライブペイントで完成した絵は7日㈰にスペースとプラン(川口市芝4-5-31芝銀座7番街)にて展示いたします。

井上文香・プロフィール

画家。1971年、東京都生まれ、埼玉県育ち。東京造形大学造形学部美術科I類中退後、1年間フランス滞在。2000年頃よりイラストレーターとして活動中。パレットクラブイラストコース、イメージフォーラムアニメーションコース、坂川栄治装画塾、トムズボックスワークショップ受講。ギャラリーハウスMAYA装画コンペ入選、東京装画賞入選。絵本に「いいおてんき」(福音館書店)、「くもくもぱんやさん」(岩崎書店)がある。黒川幸則監督と共同でドキュメンタリー映画『いもの国風土記』製作中。「荒井 千」というペンネームでも活動。 fumikas.net

写真あげます!

朝、店内の隅っこを片付けていたら、去年の4周年記念の時に上から吊るしたスナップ写真が出てきました。

すでに皆さん欲しいものは持って帰られたとは思いますが、再度「連れて帰って〜」カゴを設けました。

自分以外の素敵なあの人の写真が欲しいわぁと言う方は、ご本人の許可を得てからお待ち帰り下さい。

取りにくい場合は、スタッフまでお申し出下さいませ。

クルド人学生に訊く「アワスモールランド」ー「クルドの食卓」出版記念第三弾

6月20日は国連が定めた「世界難民の日」。
各地でもこの日周辺は難民関連イベントが各種開催されています。
ここに暮らすクルドの人たちの多くは戦禍や迫害から逃れ、この地にやってきました。
『クルドの食卓』出版記念第3弾は、在日クルド人大学生2名に「日本で生きるということ」「クルドの文化に思うこと」「親世代とのギャップ」などなど、思うところを自由に語っていただきます。

今回、ファシリテーターとして、公開中の映画「マイスモールランド」の監督、川和田恵真さんをお呼びしました。川和田さんは映画をつくる過程で、多くのクルドの若者から、さまざま話を聞いてきました。2時間という短い時間の中ですが、もうひとつの「マイスモールランド」が垣間見られると思います。

同じ18日のほぼ同時間帯、蕨駅西口でもドキュメンタリー映画「東京クルド」の上映と日向史有監督のトークイベントが開催されています。(現在、予約受付中)
https://www.facebook.com/kurdtomoni.HEVAL/posts/150079684242672
難民の日をきっかけに、この街で新たな発見と出会いが生まれますように。

クルドの食卓
クルドの食卓

日時:2022年6月18日㈯ 18:00~20:00(開場17:30)
場所:Antenna Books & Cafe ココシバ
(川口市芝5-5-13 JR蕨駅東口徒歩6分 芝銀座通り商店街内)
定員:18名・要予約
料金:1,500円(クルド風チャイ付)
予約:info@cocoshiba.com、または店頭で直接

《サテライト会場視聴》
※リアルタイムで対談をスクリーン上映します。
日時:2022年6月18日(土)18:00~20:00(開場17:30)
場所:スペースとプラン
(川口市芝4-5-31 JR蕨駅東口徒11分 芝銀座通り商店街内)
定員:18名・要予約
料金:1,000円
予約:info@cocoshiba.com、または店頭で直接

クルド料理を食べてみる会

中島直美『クルドの食卓』(ぶなのもり刊)発売を記念して、この本の中でもレシピを紹介している料理をフルコースで味わっていただきます。(上の写真はこの本の中のもの)ご参加には予約が必要となります。ご注意ください。
1回目 11:30〜13:00
2回目 13:30〜15:00
3回目 15:30〜17:00

本日のMENU

メニューは以下のとおりです。
・サラタ(クルドの定番サラダ)
・ショルベニスカン(赤レンズ豆のスープ)
・クフテフシク(肉の入らない生キョフテ)
・タワパタタ(ジャガイモと羊こま肉のオーブン焼き)
・ゲルミ(ブルグルピラフ)
・テナシール(ライスプディング)

料金はドリンク込みで2,000円となります。テイクアウトはデザートのテナシール抜きで1500円で準備いたしました。ぜひ彼らの故郷の味、お試しください!

日時:2022年5月28日(土)11:30~13:00
場所:Antenna Books & Cafe ココシバ
(川口市芝5-5-13 Tel.048-499-1719 info@cocoshiba.com)
費用:店内利用:ドリンク付2,000円
   テイクアウト:1,500円(ドリンク・デザート無し)
定員:10名
予約方法:info@cocoshiba.comまでご連絡ください。または店頭まで直接お願いします。

Eri Liao × 河崎純 〜台湾歌〜 月刊 河崎純の音楽通信「リュモーチナヤ」

蕨市在住の作曲家の河崎純がゲストを交えてトークや演奏を行います。東京近郊屈指のアジアンタウン、川口、蕨からお送りする世界の音楽に訊ねるる夕べ。リュモーチナヤ(Рюмочная)はロシアの小さな大衆酒場、スタンドバーのこと。久しぶりの音楽通信リュモーチナヤ。タイヤル族をはじめとするさまざまな台湾原住民の歌、台湾で作られた日本統治時代の日本語の歌…、トークを交えながらのコンサートを行います。皆様、よかったらお越しくださいませ。新たなユーラシアンオペラ新作を創作中の河崎純音楽詩劇研究所の新たな仲間、歌手のEri Liaosさんはこんな方。

◆Eri Liao / エリリャオ
(歌・台湾原住民音楽など)
幼少時から自身のルーツである台湾原住民族タイヤル族の音楽や踊りに親しむ。東京大学大学院在学中、ジャズに関心を持ちニューヨークへ。文芸創作とジャズを学ぶ。祖母の死をきっかけに本格的に 音楽創作に取り組み、現地ミュージシャンとセッションを重ねる中、Billy Harper(ts)ボーカルプロジェクトメンバーに抜擢され、シンガーとして活動開始。ジャズから台湾原住民音楽、民謡など、古今東西、言語やジャンルを超えて揺さぶる”うた”の世界を歌い続けている。2017年、Eri Liao Torio !stアルバム『紅い木のうた』発売。https://eriliao.jimdofree.com/

◆河崎純 / Jun Kawasaki
(作曲家 コントラバス奏者)
音楽詩劇研究所代表。蕨市在住。主に舞台作品の音楽監督、構成、委嘱作品の作曲。演劇・ダンス・実験的なパフォーマンスを中心にこれまで100作以上の舞台作品の音楽監督、作曲、演奏を手掛けた。2022年には、韓国の伝統音楽歌手、ロシアの歌手を起用したCDユーラシアン・ポエティックドラマシリーズの2作を発表。

日時:5月29日(日) 開場17:30、開演18:00
料金 : 2,000円 +1オーダー
場所:Antenna Books & Cafe ココシバ
川口市芝5-5-13(JR蕨駅東口下車5分、芝銀座通り商店街内)
お問合せ・ご予約:info@cocoshiba.comまたは店頭へ直接 表示を縮小

『クルドの食卓』発売記念!クロル店頭販売

クルド料理 クロル

中島直美『クルドの食卓』(ぶなのもり刊)発売を記念して、この本の中でもレシピを紹介しているクルド風ピザ「クロル」を店頭で販売いたします。(上の写真はこの本の中のもの)現在MOVIX川口でも上映されている「マイスモールランド」の冒頭で、サーリャのお父さんがザクザク切っている、あれです。焼く、というより、たっぷりの油で軽く揚げるような感じというか、彼らの故郷では屋外で焚火にタピシという円形の調理具を載せて作っていたようです。テイクアウトはもちろん、ドリンクを頼んで店内で食べることもできます。ぜひ彼らの故郷の味、お試しください!

日時:2022年5月15日(日)11:30~(なくなり次第終了)
場所:Antenna Books & Cafe ココシバ
(川口市芝5-5-13 Tel.048-499-1719 info@cocoshiba.com)
費用:一切れ300円(店内で食べる場合は+1オーダー)