日本で生きるクルド人

鴇沢哲雄 著(出版社:ぶなのもり)

四六判並製208頁 定価1,600円+税
ISBN978-4-907873-06-6

祖国での迫害と差別、逃れてきた日本での過酷な扱いと軋轢、政治と入管行政の狭間で翻弄される在日クルド人の今を追う。

日本国内に約2,000人、川口市を中心に埼玉県南部には約1,500人が暮らすといわれるクルドの人々。彼らは国を持たない最大の民族である。
家や町中、ときには入管収容施設の面会室で、彼らの声に耳を傾けて書かれた記事から浮かび上がる彼らのライフヒストリー、現在の暮らしと心境、そして取り巻く環境。

毎日新聞で長期にわたり連載され、好評を博した「故郷遥か 川口のクルド人」を元に、記事に載らなかった言葉や新たな取材内容も盛り込み、書籍化。

 

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